1952-12-19 第15回国会 衆議院 農林委員会 第12号
○井上委員 湿田單作地域農業改良促進法案につきまして、附帯決議を提案したいと思います。
○井上委員 湿田單作地域農業改良促進法案につきまして、附帯決議を提案したいと思います。
ただいま議決いたしました湿田單作地域農業改良促進法案に関する委員会報告書の作成につきましては、委員長に御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
それではこれより湿田單作地域農業改良促進法案について採決いたします。 本案に賛成の諸君の起立を求めます。 〔総員起立〕
その金額は大体細かに申しますと、單作地帶関係のものが三十六億この中に盛り込まれております。それから特殊地帶の経費が、農地関係だけとしまして七億盛り込まれております。それから急傾斜地帶の経費が農地関係だけで十一億と、こういうものが合せて相当な金額になるのでございますが、それが五十四億でございますか、この経費が二百四十七億の中に含まれてございます。
單作地帶の区域が殖えて三十六億ということですが、この間東北地方べ行つて見ると単作地帯の予算が非常に、これは法律を作つた意味がない程度に非常に少いんだということを強く言つておるんですが、その区域の増以外に全体的に殖やすという構想はないんですかね。
しかるに昭和二十六年度、二十七年度の土地改良あるいは積雪寒冷單作地帶振興臨時措置法等に見ましても、必ずしもわれわれは既耕地を耕作してさらに生産を増大させるがごとき、十分な資金的な裏づけがなかつたと思いますが、それに対しては二十七年度の予算において補正的な予算を考えておられるかどうか、その点をひとつ伺いたい。
第二六六五号) 同月二十五日 自作農維持資金制度実施に関する陳情書 (第二八 一四号) 林道事業補正予算確保に関する陳情書 (第二八一五号) 風霜雨害による営農救済対策に関する陳情書 (第二八一六号) 海外農業移民に対する教育講習実施の陳情書 (第二八一七 号) 土地改良法中の一部改正に関する陳情書 (第二八一八号) 早場米の奨励金に関する陳情書 (第二八一九号) 積雪寒冷單作地帯振興
ここに積雪濕潤地帶と申しますのは、概略、さきの第十国会において成立いたしました積雪寒冷單作地帶振興臨時措置法に準ずる地帶と御承知願いたいのであります。総じてこの地帶は、長きは七箇月、短かくとも四箇月に及ぶ冬季間中、積雪寒冷、あるいは絶えざる降雪または降雨による濕潤のため、屋外の運動場の使用がほとんど不可能でありまして、これが教育に及ぼします影響は実に甚大なものであります。
このために、労働力の過剰に悩む東北、北陸等のいわゆる單作地帯の人身売買は目に余るものがあるのであります。石川県で、一村で、一つの村で六十人の娘が特飲街へ売られ、又婦人少年局の調査によれば、九州でも農村の娘たちが海外にまで身売りに出されている。こういうことが報告されているほどであります。
青森県川内中学校屋内運動場建設費国庫補助等に関する陳情(委員長報) 第二九八 蚕糸業振興対策に関する陳情(委員長報告) 第二九九 東北地方および北海道の無畜農家解消に関する陳情(委員長報告) 第三〇〇 東北地方および北海道の農業補償法による農作物補償限度改正の陳情(委員長報告) 第三〇一 講和記念植樹に関する陳情(委員長報告) 第三〇二 物部川筋農業水利改良事業に関する陳情 (委員長報告) 第三〇三 積雪寒冷單作地帶
而してその趣旨は甚だ多様でありますが、これを大別いたしますと、積雪寒冷單作地帶或いは急傾斜地帶等特殊地帶の農業振興に関するもの六件、農林漁業資金その他農業金融の疏通に関するもの八件、農業委員会経費国庫補助増額に関するもの一件、農業災害補償制度の刷新拡充に関するもの二件、農地の造成、改良及び災害復旧並びに水利の改良に関するもの二十件、農地法案に関するもの五件、無畜農家の解消等畜産の振興に関するもの九件
それに対しまして、丁度米につきましてでは新潟県とか、秋田県のように單作地蔕であり、而も早場米地蔕におきましては、同じように農民が努力をいたしましても、同じような資本を投下いたしましても、その持つておる早場米というものの本質上一定面積からの収量が少いということで、奬励的な意味から早場米奬励金というものが交付せられまして、本年で申しますれば米価は七千三十円ということにきめましても、実質的なそこに差等をつけて
○小林孝平君 この三法案に直接関係ありませんけれども、間接的に関係がありますので、この機会に大臣にお尋ねいたしたいのは、この單作地帶に対しまして、積雪寒冷單作地帯の振興法というものができまして、非常に特別の施設が加えられておるのでございまするけれども、こういう趣旨に基いて、最近この單作地帯が二毛作をやろうというので張切つてやつておるわけです。
先日の公聽会の席上でも、山形県の一農民は、現在の農家で、農協で借りなければ暮して行けない單作地帯で、三町歩つくつて一万円の捨金では、相互扶助といえども、これはいやだという感じがあるのは無理はないと思います。と言つておりますが。 それでは、何ゆえこれほど掛金は高いのでありましようか。
私は今二十七年度積雪寒冷單作地帯地区として特別の指定を受けました群馬県群馬郡倉田村、即ち、上州榛名山麓の一農村人であります。そうした私が本日の公聽の選に浴して考えを開陳さして頂けますことは全く光栄の限りです。
これは非常に自給飼料の造成に役立つものでありまして、今後この方面には特に相当大幅な予算を投入いたしまして牧野改善をはかるならば飼料の問題はおそらく根本的に解決するというふうに考えております その他水田裏作奬励、寒冷單作地帯における復興法案と関連いたしまして、自給飼料の造成に対しまして、大いに積極的な施策をやろうということで進めておりますので、おそらくわが国の酪農も近い将来においては必ず国際の水準に達
それで単作地帯につきましては、従つて危険率が大きいわけでありますから、それを今のような共済保険、つまり先ほど私が申しましたように、いろいろな意味を含めた共済制度でやつて、しかもそれを掛金率の差等という形で出して参りますと、どうしても單作地帶の農民は、非常に負担が大きくなつて不利だという傾向は救えないのであります。
その際に私たちは、私は特にこれは單作地帶の問題といたしまして、殆んど麦類の生産がない、そういう所で今度は麦の統制が廃止されたからといつてその地帶の米食率を麦が非常にたくさんできる地帶と同一にされるということは、消費者として非常に困るから、そういうことを実際にやるかやらないかということをお尋ねしたのに対して、先ほでのように繰返し繰返しそれはやらんと前の食糧庁長官から言明があつた。
――――――――――――― 四月二十八日 国有牧野の利用権確立に関する陳情書 (第一五五四号) 海外における茶の消費状況等調査のため茶業技 術者派遣に関する陳情書 (第一五五五号) 積雪寒冷單作地蔕に対する国庫補助金の確保に 関する陳情書(第一五 五六号) 農林漁業特別融資法による小水火力発電施設に 対する長期資金増額に関する陳情書 (第一五五七号) を本委員会に送付された。
昭和二十七年四月二十六日(土曜日) 議事日程 第三十五号 午後一時開議 第一 積雲寒冷單作地帶振興対策審議会委員の選挙 ――――――――――――― ●本日の会議に付した事件 日程第一 積雪寒冷單作地帶振興対策審議会委員の選挙 日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴う土地等の使用等に関する特別措置法案(内閣提出) 日本国との平和條約第十五條(
よつて議長は、積雪寒冷單作地階振興対策審議会委員に宇野秀次郎君及び鹿野彦吉君を指名いたします。 ――――◇―――――
○福永健司君 積雪寒冷單作地帶振興対策審議会委員の選挙については、その手続を省略して、議長において指名せられんことを望みます。
三郎君 長谷川四郎君 松井 政吉君 梨木作次郎君 委員外の出席者 副 議 長 岩本 信行君 議 員 八百板 正君 事 務 総 長 大池 眞君 衆議院参事 (警務部長) 茨木 純一君 ――――――――――――― 本日の会議に付した事件 決議案の取扱いの件 積雪寒冷單作地蔕振興対策審議会委員
また同じ農民といたしまして、一方米を專門につくつております單作農家と、畑作農家の麦生産者との間において、畑作麦作農家は自由にこれが売り買いをされる、米の方は全然これが自由にならぬ、そういう一体べらぼうな差別の農業政策なり食糧政策というものがあり得るのですか。野原農林次官どう考えます。これは政治的な問題だから事務当局にはわからぬ……。
本法律案は、先に第十国会において成立いたしました積雪寒冷單作地帶振興臨時措置法とその類を同じくするもので、急傾斜地帶の農業は極めて劣悪な條件の下に生産を続けているにもかかわらず、従来国において一定の体系の下に特別な施策を講じた例がなく、農業行政の盲点というべきであつて、かかる特殊環境下の農業に対して、その生産基盤の整備と苛烈な労働條件の緩和を図ることが、これら地域における農業生産力の向上と民生の安定
寒冷地帶單作の法律はこれは全然それと趣きが違いまして、若しよしんばそれでもらえんとしても、そういうところの人たちはいい方法が何ぼでもあります。ところがこれは今までも見ることができないし、今のようなお話で土地改良でも見るべきものがないからやつておりません。土地改良をすれば確かにいいところになるのは違いございません。
最初に私からちよつと、これは提案者というよりもむしろ政府のほうにお尋ねしたいことがあるのですが、先に積雪寒冷單作地帶臨時措置法案ができ、今又この急傾斜地帶農業振興臨時措置法が成立せんとしておるわけでありますが、こういう特殊な積雪寒冷地帶、或いは特殊な急傾斜地帶等の振興措置法等の成立は大いに望ましいところであるし、そういう地帶の根本的な改善ということは我々としても十分意図なければならんところでありますが
もこの問題については差向き何と申しますか、具体的のはつきりした限界というものをまだ持つていないのでありますが、それはむしろこれからのこれを運営して行く一つの幅を見出す必要があるのではないかと、こう思つておるのでありまして、この急傾斜地帶はこれまでの一般的な農地改良の線ではどうしてもやれないのでありまして、これまではもう全然継子扱いになつておるのでありますから、やはりこの積雪寒冷地帶、言葉を換えて見れば單作地帶